カミソリを使って自分で無駄毛の処理

"正直な話私達人間の身体には無駄毛というものは無く、見た目の美しさを妨げてしまっている無駄毛のみとなります。
つまり身体には必要な毛ということになりますので、とにかく正しい無駄毛の処理をする必要があるのです。カミソリを使った脱毛というのは、一番お手軽となる脱毛方法と言え、多く人が実践をしています。
カミソリは見えている無駄毛のみを剃っていきますので、無駄毛の原因となるそのものを処理することは出来ないのです。

 

毛というのは毛根に近づくにつれて太くなるものですが、カミソリで剃ってしまうことによって、毛の太い場所でカットすることになってしまいます。
太い毛先から生えてくる無駄毛はもちろん太いままですので、処理をする前以上に無駄毛が目立つことになるのです。

 

カミソリで脱毛をする時には剃れば剃るほど毛が濃くなってしまうということを忘れないでください。
キレイに美しく脱毛をしたいのでしたら、カミソリの使用は避けた方が無難です。"



カミソリを使って自分で無駄毛の処理ブログ:2017年07月09日

父親は五十二才の時、
交通事故で盲目となりました。

顔を四十九針も縫い、
フロントガラスで目の角膜を切るという
すさまじい事故でした。

からだも大きく頑丈で元気の良かった父親は、
仕事も趣味もバリバリ頑張ってきた人だったので、
突然の盲目、しかも高齢という事で
おいらたち家族や周りの人の心配は大きなものでした。
 
ちょっぴり短気で勝気な父親が
半年の入院を終え、視力ゼロになって帰宅した時、
家族は、はれ物にさわるように父親に接しました。

ところが皆の心配をよそに
退院後はだんだんと穏やかになり
笑顔をさえ見せるやさしい父親に変わっていきました。

高齢の為、点字こそ覚えられませんでしたが、
訪れる人と談笑し、ラジオを聞き、ビールや食べる事を楽しみ、
後には盲人会の役員までこなすという
積極的な人生を送りました。

父親は七十九才で亡くなりましたが、
おいらたち家族は、最後まで一度も
目が見えなくなって辛いとか苦しいとかいう
父親の愚痴を聞いた事がありませんでした。

おいらには、食べる事に関して
父親のどうしても忘れられない思い出があります。
それは、毎日の「かつお節削り」です。

亭主関白で仕事人間だった父親が
台所に入ってくるという事は、
それまで見た事もありませんでした。

事故の後、いつの頃からか
毎午前中、母が食べる事の準備をしている横の食卓で
かつお節を削る…これが父親の日課でした。

味噌汁のだしや青菜のお浸し、大根おろし…など、
その当時の我が家の食卓には大事な必需品でした。

指先でカツオ節の方向や削り具合を確かめながら、
カッ、カッといい音を出しながら器用に削るのです。

冬になると
母の漬けた極上の白菜漬に
父親の削り節をかけるのが、何よりのごちそうでした。